
KASEKI「SOLAR」Long INTERVIEW
──KASEKI初の1st配信Album「SOLAR」が10月に公開決定しました。今の心境を教えてください。
KASEKI:とてもワクワクしている気持ちが強いです。どのように曲を表現しようか、どうやって歌詞を目立たせるというか、どう表そうか、色々考えているけど、やっぱり最終的には “楽しみ” という感情があります。ただ、 “KASEKI” をどう出すか、というのがどうしても難しいところはあります。
(スタッフ一同が頷く)
──スタッフの方が頷いていらっしゃいますが…。
KASEKI:そうですね、やっぱり難しいところはとことん難しいので。笑
──今回の配信アルバムには、全9曲が収録されます。今後随時発表されていくということですが、9曲にしたのはなにか意味がありますか?
KASEKI:配信とはいえ、やっぱり最初のアルバムなので気合を入れるという意味で、9曲にしました。でも、10曲以上はやっぱり要らないな、と思ってそれはなんとなく、感覚というか、気分みたいな部分があります。もちろん感覚や気分なんて100%のうち2%ぐらいなんですけど笑
──このアルバムには「プルシアンブルー」「ファーブ」のフルバージョンが収録されます。まず、「プルシアンブルー」についてです。この楽曲に込めた思いを教えてください。
KASEKI:テーマを言うなら、 “涙” “紺青(=プルシアンブルー)” です。紺青は、KASEKIのアーティストカラーなので、この曲は最初から作ろうと思っていました。最初に曲名を決めてから歌詞を書いていったので…。なんかこう、大まかなものは決まっていたし、テーマみたいなものはずっと決まっていた感じですね。
──「プルシアンブルー」が、「紺青」というのはそもそも知っていたんですか?
KASEKI:いや、知りませんでした笑
──知らなかったんですね?笑
KASEKI:いや、本当に知らなくて…。 “KASEKI” を始めるとき、なんか、「アーティストカラー決めよ」って呟いたらなんとなくもう調べてて、 “何がいいかな…” みたいにしてたらもう決まっちゃってました。
──歌詞で一番特徴的なフレーズを教えてください。
KASEKI:『背中が光ったのはきっと あなたの熱意が光ったからだ』というところです。ここだけは感覚というか直感というか、そういうのではなく。ただ、頭を悩ませて「う〜ん…」とか言いながら考えたわけでもなく。なんかでもお気に入りのフレーズです。
──感覚…
KASEKI:いや〜 感覚で歌詞決めんなよ!みたいな…笑 でも時には直感で、感じたままで、思い浮かんだままで歌詞を書くのも曲の中で大事かな、と思いますね。
──なるほど。では、続いては「ファーブ」についてです。そもそも「ファーブ」というタイトルはどうやって付けられたのでしょう?
KASEKI:そもそもは「ファーブ」なんて名前をつけようとは思ってなくて。最初につけようと思ったのは「ファーストラブ」なんですよ。でも、なんか素直につけたくなくて。
──ああ、「ファーストラブ」を省略して「ファーブ」にしたんですね。
KASEKI:もう仰る通りです。やっぱり素直じゃない一筋縄につけたくない「意地悪」な部分が出てきちゃったのかもです笑
──さて、「かぜ」「ヒカリ」の先行公開が決定しており、先日、歌詞が公式LINEのみで公開されましたね。拝見しましたが、まず「かぜ」は、風目線で歌っていますね。
KASEKI:そうですね。なんか、身近にあるものだけど、いざ風の目線になるとどうなるんだろうな、と思って。歌詞書いてたらなんかのめり込んじゃってというかムードに入っちゃって。「かぜ〜!」「かぜ〜!」みたいな笑
(その場にいた全員が笑う)
──普段こんなキャラなんですか?笑(KASEKIスタッフに問いかける)
KASEKIスタッフ:(スタッフ全員が笑いながら頷く)
──さて、「ヒカリ」についてです。どのような思いで制作されたのですか?
KASEKI:「未来へ進めるように」という思いが強いです。楽しく、でもどこか寂しく、みたいな思いで歌詞を書きました。メロディーより、目で見える「言葉」で作られた「歌詞」で思いを感じてほしいので。リズムを大切にしながらも韻を踏んだり、という言葉遊びもしてみました。
──なんか、珍しく真面目に喋りましたね笑
KASEKI:いや、普段からこのテンションですよ?笑
(スタッフ全員首を振る)
KASEKI:いや、ほんとです!笑
──では、その他にも多くの曲が収録されます。どんな曲がありますか。
KASEKI:別に一言で説明しなきゃいけないわけではないけど、絶対一言じゃ説明できないくらいのアルバムですね。YouTube配信限定ってのがもったいないくらいです。そんなアルバムに入っている曲です。逸材ばっかです。
──なにかそのほかに工夫した点はありますか。
KASEKI:入っている曲を「ば〜」って見ると、分かります。「中国語」がないので笑
──中国語?笑
KASEKI:はい!ほんとに「中国語」がないんです!見たらわかりますよ!
──はい!ありがとうございました。
KASEKI:こちらこそ、ありがとうございました。